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弦楽四重奏曲第4番 (ベートーヴェン) : ミニ英和和英辞書
弦楽四重奏曲第4番 (ベートーヴェン)[げんがくよんじゅうそうきょくだい4ばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [つる, げん]
 【名詞】 1. (1) bow string 2. string (of guitar, violin, etc) 3. (2) (gen) (geom) chord (straight line joining two points on a curve) 4. (3) handle 
弦楽 : [げんがく]
 【名詞】 1. music for strings 
弦楽四重奏 : [げんがくしじゅうそう, げんがくよんじゅうそう]
 (n) string quartet
弦楽四重奏曲 : [げんがくしじゅうそうきょく]
 (n) string quartet
: [たのし, らく]
  1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease 
: [よん]
  1. (num) four 
四重 : [しじゅう]
 (n) fourfold
四重奏 : [しじゅうそう]
 【名詞】 1. instrumental quartet 
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important
重奏 : [じゅうそう]
 (n,vs) instrumental ensemble
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

弦楽四重奏曲第4番 (ベートーヴェン) : ウィキペディア日本語版
弦楽四重奏曲第4番 (ベートーヴェン)[げんがくよんじゅうそうきょくだい4ばん]

ベートーヴェン弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-41800年ごろ、6曲からなるOp.18の弦楽四重奏曲の1つとして書かれた。特にこの曲はベートーヴェンにとって運命の調性であるハ短調で書かれており、曲集の中で、最も興味深いものである。
==曲の構成==
; 第1楽章 Allegro ma non tanto ソナタ形式
: 情熱的な第1主題によって始められ、同時期に書かれたピアノソナタ第8番「悲愴」を連想させる。
; 第2楽章 Scherzo,Andante quasi Allegro
: スケルツォと明記しながら、速度はアンダンテであり、しかもソナタ形式をとるという独創的な楽章で、しかもその開始はフーガの形をとり、どことなく交響曲第1番の第2楽章を思わせる。この傾向は後に弦楽四重奏曲第7番「ラズモフスキー第1番」で長大化されていくもので、これはその先駆といえる。
; 第3楽章 Menuetto Allegretto
: スケルツォの後にメヌエットを置くという点で、(スケルツォではないが)後の交響曲第8番を連想させ、その8小節の主題は調性の点において変ホ長調になり、ヘ短調を経てハ短調に至るなど、ドラマチックである。トリオは変イ長調になり、3連符の軽やかな動きとなる。
; 第4楽章 Allegro ロンド形式 A-B-A-C-A-コーダの形をとる。
: 豊かな楽想に満ち、特にCの部分はモーツァルトが交響曲第41番で用いた音型(ジュピター音型と呼ばれる)が使われていて、それはPrestissimo ハ長調に転じたコーダにおいて、曲の終結にも使われている。
以上、この作品は様々な点において非常に重要であり、Op.18の他のどの楽曲よりも独創性に溢れるものである。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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